Ham用の英語:

 

CW 編:

日本のHamに CW で単語と単語の間にスペースを置いてほしいとのこと。 これはアメリカのHamから日本のHamに対して一番多い要望です。

たとえば RST459QTHTOKYOJAPAN  、単語と単語の間に ( RST 459 QTH TOKYO JAPAN )のように スペースを置かないと聞きずらいととのこと。  アメリカの長年CWを長年している人は、 モールス コード を 一字  一字 の単位で聞くのでなくて、単語として聞いているので、単語と単語の間にスペースがないとリズムをとりにくいらしい。

アメリカでは相手のCW のスピードに速度を落とすのがマナーで、 

CQを20WPM でだしていて、5WPMで返答があれば、5WPMに速度を落として、返答するのがアメリカ、イギリス、カナダなどのモールス コードの習慣です。

ゆっくりとした10WPM 以下で CQをだすと、今まで交信したことのなかったHamが呼んでくれますね。

逆に自分の聞き取れない以上の速度でCQ などを出すと、応答もそれに応じた速度でかえってくるので、自分の聞き取れる速度でCQを出すようにと最初のころは言われました。

アメリカではCWをする人はHam 全体の1/50 くらいで そのうちでCWをするひとでの半分以上のHamは10WPM以下しか聞き取れません。 それはモールス コードの試験が どのクラスでも 5WPM に変わってから20年以上たっていることと、5WPM の試験は 選択式で試験を合格した人でもモールス コードの知識があるていどあるくらいで、実際に使ったことがない人がほとんどのため。 また、この10年は モールス コードの試験がまったくなくなったことにより、あたらしいHam または 新たに 上級のクラスに移ったHam はモールス コード 自体をまったく知らないHamもおおいです。

30WPMでCQを出していても、アメリカの半分以上のHAMは聞こえていても応答をしないのがその理由で。 非常に強く日本からのシグナルが来ていて、ずっとCQ出してもだれも呼ばないのはCQの速度が速すぎて、あきらめるHamがほとんどなため。

以前のKFSの受信設備を利用したインターネット上でHFの信号を聞ける --> KFSの受信設備を通してインターネットできけます。   ここで、アメリカの時間の深夜から朝方、7MHzで日本からの交信がよく聞けます、日本国内の日本語での交信もよく聞けます。

日本から自分の局の電波がアメリカまで来ているかを確認できます。

QRSのゆっくりとした10 WPM以下の交信では  QSBと聞きのがしなどがあるので QTH RST NAME などは以下の例のとおりに数回リピートするとよいです。

SKCC などで設定してあるQRS用の呼び出し周波数でよんでみると結構応答があります。

 

10WPM以下のCWの交信例。 この例はアマチュア無線のモールス コードの試験に使われた文に似ていて、今でもほとんどの交信内容はこのような感じ。

R R R AG6JU  DE W1AW  TNX  FER THE CALL =  MY NAME HR IS MIKE MIKE =  QTH IS SEATTLE, WA SEATTLE, WA =  UR RST IS 479 479 WITH SOME QSB  =  THE RIG HERE IS YAESU FT450  RUNNING 100 WTS INTO DIPOLE 30 FT HIGH =  WX HERE IS FOGGY ES COLD = TEMP IS 25 DEGREES = AGE IS 39 YEARS OLD  AND HV BEEN HAM SINCE 1975 =  HAVE TO QRT FOR LUNCH NOW =  HOW CPY ?  =  AG6JU DE W1AW AR K

 

あと、モールス コードの省略語( abbreviations )を知っている必要があります。 ほとんどの CWの会話は 上の例のように略語をつかいます。

ES -> AND  、  HV -> HAVE 、 WTS -> WATTS 、 UR -> YOUR 、 

以下のリンクにアマチュア無線のCWでの会話でよく使われる略語の表があります。

https://en.wikipedia.org/wiki/Morse_code_abbreviations

 

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SSB 編:

正式なアルファベットのPhoneticsを使うこと、NATO ICAO と同じもの。 Alfa, Bravo, Charlie、Delta ---

発音に訛りがある上に自分で作った標準以外のPhoneticsを使うとわかりずらいらしくて。 特にコール サインとかは Japan America Six Yorktown  Tokyo Singapore  JA6YTS などを言うとまず間違えてとられます。  きちんと Juliett Alfa SIX Yankee Tango Sierra  いうことですね。 

アメリカではアマチュア無線をしている人は軍人だった人がわりと多くて、その人たちは 標準の  NATO (北大西洋条約機構)の フォネティックコード  で訓練をうけていて、それに慣れているので、それを使うことにより聞き違えを防げます。

NATOには英語圏の人だけでなくて、いろいろな言葉の母国語を持っている人がおおく、発音もなまっている英語による フォネティックコード に聞きなれているので、大丈夫です。

 

英語の単語を省略しないこと。 英語の会話では単語を省略して頭文字だけをいうことはあまりない。

たとえば Your F is Moving.  とはいわない、 Your Frequency is Moving といわないとFは何をさしているかわからないと聞きますね。 

とにかくゆっくり、ひとつひとつの単語をはっきりと区切りをつけて話すことが一番大事です。 IHAVEDOG のようには言わなくて、 きちんと区切りをつけて  Ⅰ  HAVE  DOG  というようにすると交信相手もききやすいでしょう。 

 

RSのリポートなども はっきりとゆっくり YOUR SIGNAL IS  AND   ( ユア シグナル イズ フォー アンド ファイブ ) フォント文字の大きさのように英語では強調する単語と弱くいう単語で使い分けていて、重要な情報は強く言います。 

英語の発音については、英語は日本語に使われないたくさんの音があり、普通に日本語をしゃべる人はまず英語の正しい発音はできないでしょう。

また、自分の声を録音してあとで聞いてみるのもよいと思います。

 

アメリカにも小さい子供の中にはその複雑な英語の発音が正しくできない子供が多く、全米ほとんど、すべての小学校は Speech-Language Pathologist と言う、 Speech-Language Pathology の学位と、州からのSpeech-Language Pathologist 免許をもらった 発音を正す専門家が最低一人はいます。

アメリカではSpeech-Language Pathologist は普通は小さい子供の発音を正す仕事をしていますが、この専門家は 大人の日本人 相手でも 発音を正す目的には適しています。

英語の発音がいまいちまだいけない人には その専門家である、Speech-Language Pathologist に発音を正してもらうと効果があります。

また、英語を学んでいる 日本人の子供たちの発音を小さいうちから完璧な英語の発音にするには この専門家を使うと完璧な発音ができるようになります。

日本に来ている英語圏の外国人の先生のほとんどは普通の大学を卒業したての若い人たちで、英語の発音を教える専門の人はほとんどいない状態で。 発音を直す専門家 (Speech-Language Pathologist )アメリカで需要が高く、給料も年収1000万円以上で、わざわざ日本へ普通の英語の教師としていく人はまずいないでしょう。

Speech-Language Pathologist は普通は主に学校などで働いているのですが、中にはそれ以外で副業として本業後の夕方、夜、週末、夏休み、冬休み、春休みの間には外国人相手などに発音を直している人がいます。 アメリカでは国家、地方 公務員でもほとんどの場合は副業も認められているので、そのように副業で発音を治す専門家に直してもらうと結構短期間で正しい英語の発音ができるようになります。 

ロシアなどの小学校でもそのような発音をだだす専門家がいるときいたことがあります。

 

 

英語で一番難しい発音は F、A, O,  TH, V, B, R, L, を含む発音です。

F  の発音はほとんどの場合は 上歯で下唇を軽くかむように発音します。

A  は日本語では ア ですが、英語では 同じ ア でも イ に近い ア もあれば エ に近い場合もありますので、 これを正しく発音する必要があります。 これが正しくないと通じないでしょう。 また、口を大きく開けて ア と発音 する場合や、 口をやや小さく開けて ア と発音する場合もあります。 A の発音は以外に難しいものです。 また、通じない理由の大きい一つです。

O  の発音はほとんどの場合は R の発音ににていて、ふうせんをふくらまかすように発音します。 たまに Food の ウ の発音に近い場合もありますが、その場合も 同じくふうせんをふくらまかすようにして ウ と発音します。 Wood、Hood, Pod,  なども同じです。

TH  は日本では舌を出して発音すると学びましたが、実際は舌先を上歯の裏側に押し付けるようにして発音します。

V   も F と同じように 上歯で下唇を軽くかむように発音します。

B  は パ ピ プ ぺ ポ のように上下の唇の先で発音します。 バ ビ ブ ベ ボ の発音に似ています。

R  の発音はふうせんを膨らませるようにして発音します、頬をまるくして、唇の先を小さくします。ストローで吸うのではなくて、空気をストローを使って吐き出すような感じです。 トランペットを吹くのとにていますか。

L  も TH のように舌先を上歯の裏側に押し付けるようにして発音します。

 

英語では擬声音が非常に重要であり、サーサー ザーザー などの音に言葉としての情報が含まれています。 それらの擬声音は3K Hz以上の周波数がほとんどで、もともと無線などでは聞きずらい音です。

アメリカではSSBの帯域を 4kHzまで上げた、ワイド SSBを使っている人が 最近の DSP系の無線機ではおおいですが、このあたりが理由です。

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一般的に英語の意味、読み書き、Spelling などがよくわかる方法。:

 

英語の単語、特にむずかしい単語はラテン語か古代のギリシャ語からきているので、それらを覚えると英語を勉強するうえで非常に役に立ちます。 このことは英語が母国語の人にとってもやくにたちます。

英語の80-90%の単語はラテン語の起源を持っているといいます。

http://en.wiktionary.org   で英語の単語をしらべてみると、その単語がもともとのどの言語からきたのかわかります。

 

英語の難しい単語は簡単なラテン語の組み合わせた言葉がおおいので、その簡単なラテン語の単語を学ぶだけで、英語のSpellingのしかたなどがわかるようになります。

また、電子、化学などを勉強するひとには古代のギリシャ語(2000から2500年前に使われたもの)を勉強すると 英語で電子、化学、数学などを勉強するのに役立ちます。

 

たとえば Internet は ラテン語の INTER あいだ という意味 と NET はラテン語で 網(あみ) という意味の組み合わせた 現代の造語。

Telegram は Tele 古代ギリシャ語の 遠い という意味と  grámma  古代ギリシャ語の  書き文字 という意味のくみあわせの現代造語です。

衛星通信で使われる 言葉 アポジー apogée は 古代ギリシャ語で APO 離れている  と GE、GEO 地球という意味からの現代造語。

古代ギリシャ語は ヘレニズム時代 マケドニア王国だった時代に使われていた言葉で、その後の ローマ帝国に受け継がれた言葉で現在の英語まで来ています。

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日本のHAMがアメリカでアマチュア無線を運用する場合  従事者免許 ? 又は 無線局免許 の範囲?( 相互運用協定 )。  

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2019-06-02